がん(癌)と喫煙
タバコの煙に含まれている有害な化学物質は200種類を超えています。この中には発がん物質も多種類含まれています。タバコの発がん物質は主にタールに含まれおり、これが細胞の遺伝子を傷つけます。この傷は通常であれば体の中の働きによりすぐに修復されるのですが、その働きには個人差があり修復がうまくいかない場合があります。このようにして細胞のがん化が始まりますが、抵抗力(免疫力)があれば、がん化しつつある細胞を正常に戻すことは可能です。
発がん物質はタバコの煙を吸うことにより、口、喉を通って気管支から肺に入ります。さらに唾液とともに飲み込まれて、食道・胃・腸などの消化管、さらに全身にばらまかれてゆきます。タバコを吸う人と吸わない人を比較してみると、タバコを吸う人は発がんのリスクが増える傾向があり、肺がんだけではなく多くの臓器にわたっていることがわかります。